受講生の声

神奈川県 園部かおるさんグリーフ専門士養成コース(ベーシック)

どうしてグリーフケアスクール(専門士養成コース)に参加したいと思われましたか。
20年以上、小児病棟の親の会で活動してきましたが、数年前から、お子さんを小児がんで亡くした方々の集まりも開くようになりました。
その会の進め方について、悩むことがあり、自分自身もグリーフ経験者ではありますが、グリーフを持つ人たちのサポートをするにあたって、学ばなくてはいけないことが沢山あるのではと感じたためです。
参加してどのように感じましたか。心に残ったことを3つあげてください。
①何よりも大切なことが、「敬話敬聴」だということです。相手を敬う気持ちで、心を一点に、お話を特別な体験としてお聞きするということを徹底することがまず、自分が身に付けなければならないことだと感じました。

②プロのカウンセラーは自分の心の状態(ステート)をコントロールできると知りましたが、私は、日々、自分の喜びや楽しみなどのセルフケアを忘れずに、ストレスをため込まないように、心を整えていきたいと思いました。
これからは、ミラーワークやバタフライハグも有効に使っていきたいと思いました。

③内容ごとの区切りで、毎回、先生が受講者に感想や気付きなどを聞いてくださったので、緊張感を持ってお話を聞くことができただけでなく、双方向のコミュニケーションが取れて、理解が深まったように思います。
また、他の方の意見を通じて、自分が気付かない視点や考え方をお聞きすることができ、多くのことを学ぶことができました。
今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。
まずは、親の会活動の中で、個人的に、お子さんを亡くした方のお話をお聞きする際や、 グリーフの集まりの時に、敬話敬聴を実践していきたいです。
もう1つはまだ実現していないのですが、今年横浜にできる子供ホスピスでもボランティアをさせていただきたいと考えています。

その活動の中で、何年か後に、わかちあいの会のような場作りに関わらせていただけたらという夢を持っています。
夢を実現するために、諦めず努力していきたいと思っています。
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