受講生の声

千葉県 番澤清美さんグリーフ専門士養成コース(ベーシック)

どうしてグリーフケアスクール(専門士養成コース)に参加したいと思われましたか
直接的なきっかけは、溺愛していたペット、もとい、大切な家族であるハムスターのあくびちゃん(8代目)を2月上旬に亡くしたことでした。
これまでにもハムスターは飼ってきたので、ペットとのお別れは初めてではないのですが、これまでにない哀しみに襲われました。
ちょうど時を同じくして、ヒューマン・ギルドのゼミナールでたまたまトシさんが登壇される機会があり、そちらのアーカイブ視聴や岩井先生とのコラボのYouTubeの動画を拝見させていただき、ぜひトシさんからグリーフケアについて学ばせていただきたいと思い、一気にアドバンスまでセットで申し込みさせ
ていただきました。
決め手は、①トシさんから学べるということ、②直近、当事者としてグリーフケアを学ぶだけでなくゆくゆく支援者としての自分の適性を見極めたいと思ったこと、③数年来取り組んできた自己の統合(自己否定から自己受容へ、愛着の課題など)に向けて何かヒントが得られるのでは?と直感的に思ったこと、の3点でした。
参加してどのように感じましたか。心に残ったことを3つあげてください。
①自尊感情の二階建て構造:
薄々感づいてはいたのですが、やはり愛着(一階部分)が不安定であると、グリーフが長引くということ。
おそらく、グリーフに限らず、人がライフタスクと向き合うときに一番根底で影響するのは愛着なのではと思わされました。
生存するための安心安全を自分の中に持てないということの不安定さは、私も身をもって今も現在進行形で実感しています。
だからこそ、私と同じような不安定さで苦しむ人を少しでも減らしたい、という思いがより強くなりました。

②ルイーズ・ヘイのミラーワークと、トシさんのお言葉:
幼い時の傷ついた子どもの自分に言ってあげたい言葉を丁寧に探す原体験の旅に出ようと改めて思わされました。(これまでにも、相互コーチング、相互カウンセリングや心理セラピーで扱ってはきたのですが、特定できないことだらけ)
トシさんの、「こういう地道な努力をおろそかにせずに実践して習慣化している人は、少ない」という言葉も耳に焼き付いています。
さすが、ご自身自ら実践して変化し続けた人の言葉は説得力が違うと圧倒されました。
私もトシさんみたいに自らの姿で伝えられる人になりたいです。

③金継ぎと景色のお話:
自分の傷だらけ、しくじりだらけの人生もまた、私にしか語れないストーリーであり、どこかにそんな私の背景を必要としてくれる人がいるのかもしれないという光が見えました。
私は、私が主人公のミュージカルを、泣いたり笑ったり踊ったり立ち止まったりしながら、自分と誰かのために精一杯生きたいと思うのでした。
今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。
まだまだ、グリーフ専門士の入り口だと思っていますが、今のこの謙虚な気持ちをこの先ずっと忘れることなく、ベーシックで学ばせていただい基礎の基礎を大切に、この後のクラスでも学び続けていきたいです。
その先に、私の命の使う活動があるのかもしれないと、今は微かな可能性に喜びを感じています。
改めまして、本当に素晴らしい講座をありがとうございました 。
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