受講生の声

どうしてグリーフケアスクール（専門士養成コース）に参加したいと思われましたか。

現在、緩和ケア病棟の看護管理者として勤務しているので、様々なグリーフの場面に立ち会うことがあります。
その中で悲しみの触れ方を学び、専門的な視点をもってグリーフケアを必要とする患者さん、ご家族、スタッフのみんなの力になりたいと考えました。
また、支援者として自分自身を見つめ、バランスの取り方を学ぶことを期待しグリーフケアの学校に参加しようと思いました。

参加してどのように感じましたか。心に残ったことを3つあげてください。

１）講義内容の質の高さ看護師、助産師、認定心理士としてグリーフケアやカウンセリングを学ぶ機会を今までも作ってきましたが、今回の学びは臨床の実践の場に活かせる質の高い内容であると実感しました。
実際に臨床の場で敬話敬聴を実践することも体験でき、すぐに実践に移せる内容で受講して大変満足しています。

２）参加型の講義でさらに有意義な学びの機会を得たグループディスカッションで、他の受講生の方々のお話をお聞きする事で、さらに有意義な時間を持つことができました。
またディスカッションの場で自分自身の意見を言葉にして受講生の方々や井手先生、山内先生に受け止めてもらうことで、講義で聞いた内容をさらに自分自身の中に落とし込むことができました。

３）オンラインという形で参加のしやすさコロナウイルス感染予防対策のため、集合研修が出来ない現状が続いています。
このような中で、これだけ質の高い講義を受講しやすい時間帯で家にいながら参加できたことは本当に有り難いと思いました。
オンラインでの講義が増えるなかで、zoomの機能に慣れる機会にもなりました。
現代社会に則したスタイルでの講義で大変良い刺激になりました。

今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。

受講動機であげたようにグリーフケアを必要とする方々の力になれるように臨床の場で敬話・敬聴を実践していきたいと思います。
そしてさらに複雑な悲嘆に落ち入りやすい対象者（流産・死産）親を看取る子供のケアなどにも対応できるようにアドバンス講座も受講してさらに力をつけたいと考えています。
貴重な学びの機会を本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。