受講生の声

どうしてグリーフケアスクール(専門士養成コース)に参加したいと思われましたか。

自分の体験から死別体験をされた方の何か力になりたいと思っていました。
講座に申し込む少し前にグリーフケアというものがあると知り、勉強してみたいと思い参加させてもらいました。

参加してどのように感じましたか。心に残ったことを 3 つあげてください。

“敬聴”の奥深さというものが印象に残りました。“傾聴”に対してあまりいい印象を持っていかなったのですが、井手先生の“敬聴”はもっと学んでみたいなと思いました。
そして、何かをアドバイスすることではないんだということ、そのための敬聴やナラティブ、ちゃんと話が聴けることがまずベースにあるということが分かりました。簡単ではないかもしれませんが価値あることだと思います。
ナラティブセラピーはとても興味を持ちました。支配的なストーリーから抜け出すことは一人では難しいことなんだと感じましたし、新しいストーリーを生きるサポートがしたいという新しい視点が持てました。
グリーフとは死別だけではないということ、離婚も災害で何かを失う事も、または失恋に対してもということが、死別も失恋も本人の感じる心の痛みに違いはないんだというふうに自分の狭かった枠が広がった感じがしました。

今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。

話を聴く姿勢を持ち続けていきたいと思います。
今やっていることのカウンセリングにも活かしたい、出来ればグリーフケアを必要とする人に対して仕事として提供できるようになることが目標です。