受講生の声

東京都 Y.Iさんグリーフ専門士/ペットロス専門士養成コース(共通アドバンス)

講座に参加してどのように感じましたか。特に心に残ったことを3つあげてください。
1.グリーフケアはとても深いものなのだと気付かされました。ベーシックで学ぶ用語は知識としては大切。けれど学ぶほどに知識だけでは何もできないし簡単ではないと思いました。学ぶことすべてが、現在の仕事で関わる方々に結びついてとても勉強になると同時にグリーフケアを幅広く役立てたいと感じました。

2.アドバンスでワークに取り組みながらお互い敬話敬聴を使っていく中で、自分自身のことを見つめ、自分の内側の声に耳を傾けることができました。受講生仲間との出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。すべて肯定してもらえる環境が与えられたことで、自分の感情や気持ちを大切にしてよいのだと気付かされました。長い間、自分以外の物事を優先してきてしまい、死別以外のグリーフもたくさん持ち合わせている自分を抱きしめていきたいと思いました。自分の感じたものを信じて、泣いても笑っても怒ってもどんな感情を抱いてもいい、自分を良く見せようとしていることも自分を責めていることもすべてOK。そんなことに気づかされました。

3.自分のグリーフは何も解決していないことに気づかされました。アドバンスコースが終わってから哀しみが襲ってくるようになりました。まだまだ揺らいでいることが実感できました。自分の状態を俯瞰するために受講を決めたのでその目的は果たせています。現在抱えている自分のグリーフに向き合わなければならないとわかっているのに、本当はそれが最も怖いです。だからこそ見ないように自分を奮い立たせてきたのかもしれません。元気に振る舞っているのは自分がそうすると決めて行動しているだけで、今思うとそれは立派なことでも何でもありませんでした。グリーフから一歩を踏み出すということは日常生活を取り戻すだけではなくて、心の蓋を開けていき、傷ついている自分に優しくしていくことなのかな?と感じています。facebookグループのトップ画像ディアスキアの花言葉「私を許す」この花が偶然に決められたわけではなく、許すというワードで涙が出てしまう私の心の底に大きなテーマとしてあるのだと思いました。
今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。
いまの仕事でもグリーフの問題を抱えていると思われる方々の支援をしているので敬話敬聴や寄り添う姿勢など講座での学びが、活かされると感じています。より学びを深めると同時に、自分のグリーフにしっかりと向き合いながら、いずれはわかちあいの場を提供できるようになりたいと思いました。
TOP