受講生の声

三重県 K.Nさんグリーフ専門士/ペットロス専門士養成コース(共通アドバンス)

講座に参加してどのように感じましたか。特に心に残ったことを3つあげてください。
1.「たゆたえど沈まず」なお先生が言われた言葉です。 揺らがない自分を目指すのではなく お守りを持ち 自分自身を知り 大事にしていく。 

2. 「自分にしかできないグリーフケアを」 今回の講義で改めて自分の傷や哀しみを知りました。 でもそれらを活かしたケアをしていきたい。 偏見や決めつけを無くし 想像力と洞察力を持って 優しい世界 打ち明けやすい世界を。 

3. 「幸せの基盤となる共同体感覚」 人はつながりを求め つながることで幸せを感じるということ。 子育てにおいて「愛すること」「責任」「人の役に立つこと」 の3つを子どもに伝えていきたいことだと教えてもらったことがありました。子どもに限らず 成人でも老人でも人はつながることで 自分を育み 喜びに繋がっていき幸福に浸ることができると思い つながりの大切さを学べました。 またそのつながりをより深くするために「褒める」のではなく「勇気づけ」が大切と学んだことも心に残っています。 
今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。
今までの私は せっかくお話しをしてくださったのだから「何か伝えなければ」私と関わったことで「何か変わってもらうことができたら」 と思っていました。 そうではなく「ただただお話を聴かせていただく」「否認せず同調する」私の気持ちを伝えるのではなく お相手の気持ちを受け止めることを大切に同行者でいることをいつも頭に置いて接していきたいと思いました。
今は辞職しましたが 学校で子どもたちに話を聞く立場の仕事をしていましたが 10分や5分の短い限られた時間の中でしたので それを理由に深く聴くことが難しいと思っていましたがそうではなく 聴き方や勇気づけを意識した言葉がけで 子どもたち
との関係性もより深いものになったのではないかと今は思います。 今後 対象は変わるかもしれませんが どの年代の方が対象でもその反省を生かしていきたいと思いました。
アドバンスコースをベーシック受講生に勧めるとしたら、どのように伝えたいですか。
ベーシックで学んだ基礎的な内容を より深くより具体的に専門的な学びの場所。 
親や子を亡くしグリーフを抱えた実際の多くの場面から 関わり方への理解を深める方法として まず自分自身の心と向き合う機会は アドバンスには数多くあります。
心が揺れて大変な思いもしますが その分自分の揺れる言葉や場面もわかり 対応も教えていただけるので 今後支援者として支える側になったときにとても役立つと思います。 ただ知識を学ぶだけでなく 自分自身の人間味を深められるきっかけになる場になると思います。
TOP