受講生の声

埼玉県 F.Sさんグリーフ専門士/ペットロス専門士養成コース(共通アドバンス)

講座に参加してどのように感じましたか。特に心に残ったことを3つあげてください。
まず、第一に子どものグリーフについて特に心に残っている。母を亡くしたグリーフが大きいと感じていたが、流産(自然流産、稽留流産)の際に母の介護や葬儀で深く悲しむこともできず、子どもの死を向き合えてこなかったためにとても感情が揺れ動き、私自身にとって辛い体験であると講座を通して初めて気が付いた。

第二にセラピー、カウンセリング、コーチングの違いについて学ぶできたことができたことである。コーチングは心身が健康な状態な方に提供される苦しい状態に提供されないこと、コーチングの目的はクライエントの目標を目指したい方向性に向かってサポートすること、目標に向かってどのような手立てがあるのか探すなどである。セラピーよりもカウンセリングのほうが重いと感じており、日本と欧米におけるセラピーの違いについて学ぶことができた。今後それぞれの言葉の違いをしっかりと理解して使用していきたい。

第三に再会セラピーについてである。支援者役はうまくやらなくてはと意気込んでしまったり、難しく考えすぎてしまったりした。相手の口元や表情をしっかりととらえて敬話敬聴することが大切だと思った。自分自身が再会セラピーを体験した際にはこれまでのなかで一番涙を流すことができた。我慢してきたことや心の奥に蓋がされている哀しみに気が付くことができた。
今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。
敬話敬聴の姿勢を常に持ち、友人や家族、大切な人に心から寄り添える人でありたい。
常に学びについて振り返り、深めていきたい。
アドバンスコースをベーシック受講生に勧めるとしたら、どのように伝えたいですか。
自分自身と向き合える大切な機会になること、グリーフだけでなく、自分自身の人生を見つめたり、大切な人、支えてくれる人、見守ってくれる人にも気が付き、感謝できる大きな財産が得られるコースであると伝えたい。
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