東京都 櫻麻莉子さんグリーフ専門士/ペットロス専門士養成コース(共通アドバンス)
- 講座に参加してどのように感じましたか。特に心に残ったことを 3 つあげてください。
- 1講座の全ての時間を通して「何を言っても否定されずに受容してもらえる」、温かく穏やかな空気感を感じることができたことです。
どんな理論よりも、非言語で感じるこうした温かい空気こそが、グリーフの傷を抱えた多くの方が求めるものなのではないかと感じました。
2知識や情報を得る事前動画と、実際にグループで思ったことを発言し、体感し合うワークの2段構成で学べるため、これまで気づかないふりをしてきた、向き合ってこなかったような自身の心に触れる事ができました。
3ワークはどれも印象的でしたが、特に「寄り添いのワーク」では、自分でも信じられないほどの感情の表出に、自分でもびっくりしてしまいました。これまで問題がないと捉えていた母娘関係の中に、自分でも意識できずに封印していた哀しみがあることをこのワークで改めて感じるともに、家族に対しより温かい感情を抱くことができました。
- 今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。
- 最後の事前動画の「金継ぎ」のお話にあったように、一度壊れた心、ヒビの入った心は完全に元の姿に戻ることはないかもしれないけれど、その傷も痛みも含めて、受け止め、抱きしめられる支援者でありたいと思いました。その方がご自身の力で、その傷を人生の芸術であるかのように昇華していくまでの姿を、「同行者」として温かい感情で見守れるような、自分自身の揺らがない強さを持てるようになりたいです。
またカウンセラーとしてこれまで関わってきた方の中にも、大きなグリーフを抱えている方が少なくありません。私を信頼して継続ご相談くださるその方々のためにも、学び続け、支援し続けていく事ができたらと思っています。