受講生の声

東京都 E.Mさんグリーフ専門士/ペットロス専門士養成コース(共通アドバンス)

講座に参加してどのように感じましたか。特に心に残ったことを3つあげてください。
1 一番自分にとっての収穫は、7回目の講座でのグリーフダイアログのデモセッションで、幼少期のある場面で、「恐れ」があったとわかったことです。ACであり機能不全家族で育った私は、負の感情をすべて閉じ込めてこれまで生きてきました。その感情を思い出すことは遺跡の発掘のように、4-5年をかけて、一つ一つ掘り出してきました。もう閉じ込めたものはないと思っていたのですが、一番自分の人生を支配していたであろう恐れに気が付いたことは、驚きと同時に、喜びでした。この講座に参加して本当によかったと思った瞬間です。これからじっくりと、子供の時の自分の恐怖心と向き合ってあげようと思います。
2年前から悪夢を見るようになっていて、それが奈落の底に落ちるような夢でものすごい恐怖で大声を上げて起きてしまうのですが、その原因がわかりました。これからはこの悪夢を見なくなるのではと思っています。

2 子供のグリーフを支える3つのプロセスや、発達段階に応じて寄り添うのところで、自分の幼少期を一通り辿る旅ができたように思います。この学びにより、最後の部分で、子供の時に一番深く閉じ込めていた感情がでてきたのだと思います。アダルトチルドレンの学びとはまた違うアプローチで、他者のサポートのための学びでもあると同時に、自己の幼少期を癒すことにとても効果のあるものだと思いました。

3 「言葉をひらく」の学びで、他では学べなかった、カウンセリングのテクニックを学べたことが印象深いです。
話をきくときにできるだけ具体的に聴く。具体的になれば成る程、気持ちが出やすい。それと同時に抽象的な視点も必要。抽象度があがると冷静になるから。抽象と具体を織り交ぜると話や文章はわかりやすくなる。

今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。
引き続き、自分自身をより深く理解することに。子どもの時から閉じ込めてきた感情や様々なグリーフを表に出してあげて、人生をよりよく生きていくことに。
自分を深く理解するとともに、他者への理解を深めていきたいです。会社の同僚だったり、上司部下だったり、家族や友達であったり。
この学校での学びによって、より他者の心や感情を理解する感度があがったように思います。
そして、2年前から継続している、こどもの電話相談や老若男女が対象のSNSカウンセリングのボランティアにも活かしていきたいです。
将来的には、有料でのカウンセリングもできるようになれたらと思っています。
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