受講生の声

講座に参加してどのように感じましたか。特に心に残ったことを 3 つあげてください。

【喪失体験と向き合う】自らの喪失体験が癒えない時期の受講を迷い、荒療法だったかもしれないが、一番混乱していた時に自分のグリーフに適切に触れる機会を作れたことが、結果的に私に生きる力を与えてくれた。

【敬話敬聴のワーク】グリーフ専門士として求められる関わりで最も大切な敬話敬聴を体験させていただいたこと。自分の経験や先入観を挟まず、耳を傾け、心を寄せることは単なる技術ではないと言うことが実感出来た。見の眼でお相手の方を捉え、観の眼でその奥にあるものを感じさせていただくこと、話す側を体験して「スロー」と「ステイト」を相手に合わせることでクライアントが話しやすくなるのだとわかった。

【グリーフダイアログ】話しを聴くためのこつとしてのダイアログは、ご本人が自分でも感じていない心の奥底にある感情に気づくことをお手伝い出来る話しの聴き方である。それは観の眼でお相手のことを感じることにつながるのだと感じた。

今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。

アドバンスでの学びの集大成としてゲインラインを書き出した。細かく書けばもっとたくさんの得てきた物、こと、人、スキルがあると思うが書いていて気づいたことは、どの事柄も喪失したから気づいたこと、喪失したから得たものばかりと言う事。大事な気づきとしては、一人で哀しみ一人で越えてきたと思っていたが多くの人たちに見守ってもらっていたと言う事実。今は無理でもいつか踏み出せる時が来たら、必要としている方に敬話敬聴が出来たらと思う。

アドバンスコースをベーシック受講生に勧めるとしたら、どのように伝えたいですか。

ベーシックで感じた「悲しみの奥にあるもの」「みえそうでみえなかったもの」をより深く感じられるようになります。
多様なグリーフに気づくこと、他者のグリーフと共に居ること、それは自分のグリーフにしっかりと触れることです。
アドバンスコースではご自身の喪失体験と向き合うワークを、ベーシック講座以上により多くより深く体験できます。
そのワークを体験できる安心安全な場所とお仲間に出会えます。