受講生の声

静岡県 望月恵美子さんグリーフ専門士/ペットロス専門士養成コース(共通マスター)

講座に参加してどのように感じましたか。特に心に残ったことを3つあげてください
マスターコースに参加して知識を深めることができ、本当に良かったと思っています。
一番心に残ったのは早期回想です。事前課題として10歳までの記憶で最も印象に残っているストーリーを3つ記入とありました。講座を受けるまではこの事前学習を行なう意味がわからず、正直イヤだなーという気持ちが強かったです。でも、講座で同期の方と早期回想を実践し、幼少期の自己概念・世界像が今の自分に繋がっている事に気づきました。そこを踏まえて自己理想を探し、将来に繋げていくことができました。
私自身のことですが、思いだすと萎縮してしまい、動悸がするトラウマ体験があります。このトラウマ治療のポリヴェーガル理論の講義をうけて、より深く学習を深めようと思いました。また、副交感神経に2つの迷走神経の働きがあることを始めて知りました。
『死の対話の基本』では、「死にたい」と言われた時の敬話敬聴を学びました。『死』を意識された方への敬話敬聴はとても奥深いものであると実感しました。自分の動作・言葉がクライアントに与える影響は計り知れないと思います。今後もグリーフの勉強を深め、クライアントのよき同行者になれるように頑張っていきたいと思います。
今回の学びをこれからどのように活かしたいですか。
グリーフを抱えている方と向き合う時は、ベーシックから学んでいる観の眼・敬話敬聴の各3S・共感的な伝え返しを基本に関わっていきたいと思います。
今回のマスターコースでは、アドラー心理学を学びました。アドラー心理学ではよりよく生きることに焦点が当てられていました。喪失体験による生きづらさを抱えている方、生きることに悩まれている方など全ての方に通じるものだと思います。アドラー心理学の学びを深め、クライアントのよき同行者となり寄り添って行きたいです。また、『死の対話の基本』についての学びを深めて、希死念慮や自殺念慮がある方に出会ったときに、その方の気持ちに近づく対話ができる専門士になりたいと思います。
早期回想をおこない自分の傾向が明らかになりました。自分の傾向からどのような行動をとりどのような結果になるか考え、必要な時は行動パターンを変えより良く生きることができるようにしていきたいです。
マスターコースをアドバンス受講生に勧めるとしたら、どのように伝えたいですか
日本グリーフ専門士協会のグリーフケアは、アドラー心理学を軸に臨床心理学全般の知見からよりよい関わりを目指しています。マスターコースではそのアドラー心理学について学ぶことができます。アドバンス講座を受講されたのであれば是非ともマスターコースを受講し、専門士としての知識を増やし、自己分析を行なわれると良いと思います。
マスターコースでは、『複雑なグリーフに寄り添う』というテーマの講義もあります。とても印象的であったのが、『死の対話の基本』の講義でした。何て言ったら良いかわからないくらい衝撃的な講義でした。皆さんも敏さんから『死の対話の基本』の講義を受けてみて下さい。衝撃的ですよ。
アドバンス講座でも同期生と敬話敬聴の課題がありましたが、マスターコースの敬話敬聴の課題は奥深かったです。同期生との絆がとても深まりました。この点からもマスターコースを受講されることをお勧めします。
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