受講生の声

岩手県 ニックネーム:カーネーションさんペットロス専門士養成コース(ベーシック)

どうしてグリーフケアスクール(専門士養成コース)に参加したいと思われましたか
私は3年前に夫と死別し深い哀しみを経験しましたが、グリーフケアを学ぶことで心が前向きに変わりました。しかし、アドバンスコースを受講中に愛犬が体調を崩すことが多くなり、また深い哀しみの底に落ちる自分を想像して怖くなりました。
自分にとって今はマスターコースより、ぺットロス講座で愛犬とのこれからの時間をどのように過ごし、別れをどうやって受けいれるのかを学ぶことが必要だと思い参加を決めました。
参加してどのように感じましたか。心に残ったことを3つあげてください。
・私はこれまで愛犬が亡くなることが怖くて葬儀や供養について考えたことがありませんでした。
講座では落ち着いて納得のいく看取りとお別れの準備をすることは、私のその後の生き方を良いものにするために大切なことだと学びました。
・安楽死とは飼い主がペットの命を放棄することで、保健所の殺処分と同等の行為であると思っていましたが、飼い主がその子の尊厳を考え悩んだ末の決断であり、その最後は苦しまず安らかであることを知りました。
・愛犬が息を引き取る瞬間は傍にいてあげたいと思っていましたが、死の瞬間よりも今、愛犬に注ぐ愛情が大切なのだと知りました。また、亡くなった後も愛犬は私の中に生き続け、絆は続いていくのだという直子先生の言葉が心に響きました。
今回の学びをこれからどのように活かしたいですか
私の後悔が残らないような愛犬の尊厳を大切にした看取り方と、お別れについて考え準備をしたいと思います。そして、ここでの学びと私自身の経験をもって、大切なペットを亡くし哀しむ人の心に寄り添い勇気づけられる支援者を目指します。
また、ペットの治療や介護に悩んでいる人の心にも敬話敬聴の姿勢で寄り添い、亡くなった後まで支えてあげたいと思います。
愛犬とお別れの日が来ても、ここでの学びは私にとって大きなお守りになります。
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