受講生の声

どうしてグリーフケアスクール（専門士養成コース）に参加したいと思われましたか

これまで、ブリーダーという仕事柄、最愛のわんちゃんとの別れを受け入れられず、悲しみの渦の中におられるお客様から、沢山のお話を聞く機会がありました。
その都度、自分の経験をもとに、寄り添い、一緒に泣いたりしてきましたが、もう一歩深い寄り添い、経験だけでは補えない部分、言葉にできなくて歯痒かった部分ところを学ばせて頂きたいと思い受講させて頂きました。

参加してどのように感じましたか。心に残ったことを3つあげてください。

①わんちゃんのお葬式や火葬、供養などは20年以上前からあまりにも身近な事で、当たり前のようにしてきました。
たまたま最初にお世話になったところが、とても良かったので、他を調べる事もなかったのですが、昔に比べたら増えてきたとはいえ、世の中的にはまだまだそのような施設が少なく、悪徳な業者もいることを学び驚きました。

②ご一緒に学ばせて頂いた方に、ご住職さんがいらして、その方はペットロスに関して理解を深めていきたいとお考えだったので、こういうご住職さんが全国に増えていって欲しいなと思いました。

③看取りが納得いくものだったかどうか、そこがとても重要だと授業でも習いましたが、自身の経験からも、本当に強くそう感じます。今まで、うちのお客様のお話をきいてきた中でも、そこがキーポイントになっているように思いました。ずっと愛情深く育ててこられたのに、最期のところで大きな後悔を残し、自責の念で苦しんでグリーフが長引く、そういうふうに感じるケースが沢山ありました。
教えて頂いたように、最期の瞬間だけをとらえずに、これまで一緒に暮らしてきた幸せな時間もあった事、どれだけ愛情深く育ててこられたかという事、そのようなお話を、適切な時期に、タイミングを間違えないように伝えて差し上げたいと思いました。

今回の学びをこれからどのように活かしたいですか

これからは、うちのお客様だけではなく、一般の方からもお話をお聴きしたいです。
わんちゃんの専門家として、またペットロス専門士として、つらいペットロスの渦中におられる方により深く寄り添っていきたいと思います。