受講生の声

ハワイ州 HirokoKleshick(ヒロコ・クラシック)さんペットロス専門士養成コース(ベーシック)

どうしてグリーフケアスクール(専門士養成コース)に参加したいと思われましたか
私自身がペットロス経験者。また実家がお寺ということもあり、小さい頃から死や人の悲嘆というものを身近で見てきました。何かグリーフに関することに携わりたいと思ったのは30歳台半ばでしたが、IT関連で長く講師という仕事に就き、国際結婚後ハワイに移住後もフリーランスとしてIT系の仕事をしています。

「お寺は亡くなった人のためだけじゃなくて、今を生きている残された人のためにもある」と両親から常々聞いており、ペットロスで苦しんでいる人達を前向きにできるお手伝いをする事を生涯の仕事にしたいと2021年になってから強く思うようになり、初めて行動がこちらのペットロス専門士の講座受講でした。

複数あるペットロス関連の資格で、代表の井手様が、米国臨床心理学修士号(MA)取得されているのが決め手となりました。
参加してどのように感じましたか。心に残ったことを3つあげてください
1.「悲嘆のスパイラル」7つの側面ということを体系的に学び、10年前に自分が体験したペットロスがまさにその通りであった事を認識しました。人間より寿命の短いペットですので、ペットロスになる前でなく、飼う前から、飼い主さん達にこの知識を知ってもらいたいと強く感じています。

2.安楽死や供養の考え方について、日本と諸外国での文化の違いを話し合うことが出来ました。またアメリカ人の主人と初めて今ウチにいる伴侶動物たちの看取り、安楽死、火葬等について話すいい機会となったこと、感謝しています。

3.先崎直子先生が獣医師でもあることより、直子先生の事例一つ一つが臨場感のあるもので大変、心に刺さりました。同時に直子先生の話し方、間の取り方、敬話敬聴の仕方すべてから学ぶものが多かったです。サポートのこばさん、グリーフトレーナーのようさんという豪華メンバーで本当に有意義な講義でした。
今回の学びをこれからどのように活かしたいですか
ハワイ在住の日本人のみならず、オンラインを通じて世界中にいるペットロスで哀しむ方への分かち合いの場やペットロス軽減につながる知識の提供をIT技術や動画などを活かして実施したいです。ハワイ州は公式なアロハ・ステート(アロハの州)とは別に、レインボウ・ステート(虹の州)という愛称もあります。ペットが空に旅立ったら、虹の橋に行くというストーリーもあり、私が現在住んでいるこの地で、ペットロスに関わることはとても意義深いと考えています。
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