グリーフ専門士養成コース (ベーシック+アドバンス) Grief Care(Basic+Advanced)
講座概要
悲嘆心理の基本から、さまざまな死別体験や多様な影響を幅広く学ぶコースです。
支援者としてのセルフケアや、グリーフへの適切な関わりを体験的に身につけます。
週に1回3か月のコースで、自分の気持ちと丁寧に向き合いながら理解を深められる内容です。
*協会代表の井手による事前動画と、講座当日のシェアやワークを組み合わせたカリキュラムです。
各回の事前動画を視聴の上、ご参加ください。講義動画は期間中、繰り返し視聴いただけます。
【開催スケジュール:昼クラス13時~16時 夜クラス20時~23時】
《12月スタート》
〇12月1月2月金曜夜クラス(12月6日〜2025年2月28日 *1/3休み)
《2025年1月スタート》
〇1月2月3月水曜夜クラス(1月8日〜3月26日)
〇1月2月3月木曜昼クラス(1月9日〜3月27日)
*詳細は「グリーフケア入門講座」にてお伝えしています。
本ページ下部より、お申込みください。
(*既受講生は事務局からのご案内メール、または「お問合せ」からご連絡ください)
講座内容
DAY.1
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悲嘆の基本概念
悲嘆の定義と死別
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多様な悲嘆と喪失の容態
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死別体験と自己覚知(Grief inspires Life)
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遺族支援の枠組み
グリーフケア、カウンセリング、セラピーの違い
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支援の枠組みと専門士としての倫理
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同行者としての意義と役割
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基本姿勢と敬話敬聴
ロジャースの傾聴「受容・共感・自己一致」
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敬話の2S(Slow, Soft)
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敬聴の2S(Silence, Special)
DAY.2
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悲嘆の5つの影響
身体的・情動的・認知的・社会的・実存的
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予期悲嘆
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「ノーマライズ」の理解
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敬話敬聴の理解と実践
喪の課題における語ることの意味
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敬話の3S(Slow, Soft, Sincere)
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敬聴の3S(Silence, Special, State)
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喪の過程
グリーフとモーニング
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沈黙の尊重
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悲嘆に影響を与える7つの媒介要因
DAY.3
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悲嘆と愛着理論
フロイトの理論(脱カセクシス)
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愛着理論とグリーフ
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継続する絆モデル
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悲嘆心理の変容の可能性
段階モデルの限界と位相モデル
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防衛的心理と否定的心理(認知と感情)の理解
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適応的心理と肯定的心理(認知と感情)の理解
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4つの心理局面における関わり
支援者としての関わり
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当事者としての向き合い方
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グリーフケアと支援者自身のケア
DAY.4
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DSMにおける悲嘆
うつ病(MDD)とは
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うつ病(MDD)と悲嘆の違い
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通常の悲嘆を超えた時の関わり・考え方
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二重過程モデル
記念日反応とは
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喪失の2つの対処(喪失志向と回復志向)
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自分の対処方法(傾向)を知る
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共同体感覚と統合された悲嘆
個人心理学と共同体感覚
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共同体感覚と敬話敬聴
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愛着の再形成と統合された悲嘆
DAY.5
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悲嘆のスペクトラム
悲嘆の共通性
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悲嘆の類似性
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悲嘆の個別性
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課題モデル
課題モデル(4つの課題)とは
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課題モデルⅠと課題モデルⅡ
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課題モデルⅢと課題モデルⅣ
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喪失の影響を客観的にとらえる
ロスラインの概要と意義
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ロスラインの書き方/方法/進め方
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ロスラインの留意点
DAY.6
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公認されない悲嘆
公認されない悲嘆とは
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公認されない悲嘆の分類
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公認されない悲嘆の背景
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あいまいな喪失
あいまいな喪失とは
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あいまいな喪失の特徴
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あいまいな喪失の影響
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喪失とレジリエンス
公認されない悲嘆とあいまいな喪失(共通点、相違点)
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支援の方向性
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あいまいな喪失とレジリエンス
DAY.7
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未完了の悲嘆と受容
カタルシスとは(精神分析の観点から)
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未完了な事柄(unfinished business)
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交差的体験による悲嘆の理解
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喪失体験とマインドフルネス
マインドフルネスと臨床的意義
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グリーフにおけるマインドフルネス
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マインドフルネスの実践においての留意点
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喪失体験とセルフコンパッション
セルフコンパッションと臨床的意義
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グリーフにおけるセルフコンパッション
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セルフコンパッションによるレジリエンスの強化
DAY.8
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個人心理学における全体論
統一性(人間は分割できない個と認識する)
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文脈性(行動や感情を背景から理解する)
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目的志向(行動や感情に隠れた意味や目的を探る)
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グリーフにおける全体論
グリーフダイアログとは
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ダイアログの留意点
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グリーフダイアログ実践例
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二重過程モデルの拡張
時間の経過に伴う悲嘆体験の変化
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重複する対処反応
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揺れ動きによる受容の促進
DAY.9
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心理社会的発達理論と愛着
生涯発達の基本的視点
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エリクソンの心理社会的発達理論
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愛着理論と生涯発達
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乳児期の喪失体験
乳児期の発達課題(基本的信頼/基本的不信)
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乳児期のグリーフ
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心の安全基地
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幼児期の喪失体験
幼児期前期の発達課題(自律性/恥・疑惑)
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幼児期後期の発達課題(自主性/罪悪感)
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幼児期のグリーフ
DAY.10
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学童期の喪失体験
学童期の発達課題(勤勉性/劣等感)
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学童期のグリーフ
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喪失体験と自己効力感
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青年期の喪失体験
青年期の発達課題(自己同一性/同一性拡散)
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青年期のグリーフ
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死を巡る対話(死について一緒に悩む)
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兄弟姉妹(きょうだい)の死
家族システムの揺らぎ
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新たな役割を担う重荷と葛藤
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自分の存在意義への疑い
DAY.11
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成人期初期の喪失体験
成人期初期の発達課題(親密性/孤立)
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成人期初期のグリーフ
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グリーフの性差(男性性・女性性)
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成人期中期(中年期)の喪失体験
成人期中期の発達課題’(生殖性/停滞)
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成人期中期のグリーフ
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成人期中期(成熟期)の同一性再確立/空の巣症候群
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成人期後期(老年期)の喪失体験
成人期後期の発達課題(統合性/絶望)
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成人期後期のグリーフ
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ジェネラティビティと「ゆずり葉」
DAY.12
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心的再会セラピーの理論と背景
心的再会セラピーの成り立ち
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ゲシュタルト療法との関連
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理論的根拠と効果の考察
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心的再会セラピーの実践
セラピーの適応と準備
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セラピーのスクリプト(デモ)
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セラピーの留意点
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課題モデルの再考
喪の課題Ⅳの変遷(初版から5版まで)
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脱カセクシスと課題Ⅳの再考
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日本人と統合された悲嘆
ベーシック4日間 /アドバンス8日間
受講料
ベーシック 55,000円/アドバンス132,000円(税込) ※無料入門講座にてセット特別受講料ご案内
※オンライン(ZOOM)受講です。お顔を出してのご受講をお願いいたします。
※安全なご受講を考慮し、心療内科などへ通院、又は精神面における服薬をされている時期は、原則ご参加を見合わせていただいています。
※基準を満たした課題の提出をもって資格認定となります。(「グリーフ専門士」の名称を使用して活動される場合は会員登録が必要です)
*講座終了時間は、進行状況により若干長引く場合があります。
*お申込みは、入門講座ご参加後のメールよりお申込みください。
講座担当
産業カウンセラー:グリーフケアの知識をわかりやすく喪失悲嘆を抱えた方も安心して参加できる癒しの講座を目指します。
保育士:母の闘病、介護から看取りへ。「哀しみ」その先を支えるグリーフケアが必要とする方や社会に伝わりますように。
獣医師:母、愛犬との死別体験から、身をもって感じたグリーフケアの大切さ。心に寄り添うグリーフケアを志す。
双子の妹と母の死別後、協会に出会い今の自分が在ります。グリーフケアの温もりをお伝えできるよう努めてまいります。
公認心理師:幼少期の喪失体験から悲嘆支援に関心をもち、協会を発足。心理臨床の視点からグリーフケアに取り組む。