講座案内

グリーフ専門士養成コース (ベーシック+アドバンス) Grief Care(Basic+Advanced)

講座概要

悲嘆ケアへの基本知識と姿勢を学ぶベーシックと、
より専門的な関わりについて理解を深めるアドバンスを、週に1回3か月で学びます。
これまで表現されなかった自身の深いグリーフに触れることも多いコースです。

*協会代表の井手による事前動画と、講座当日のシェアやワークを組み合わせたお勧めのコースです。
 各回の事前動画を視聴の上、ご参加ください。動画講義は期間中、繰り返し視聴することが可能です。 

【開催スケジュール(予定)】
偶数月:「木昼クラス」「金夜または土夜クラス」
奇数月:「水夜クラス」

《開催日程/8月スタート》
〇8月9月10月土曜夜クラス
・8月10日〜10月26日(20時-23時)

〇8月9月10月木曜昼クラス  満席となりました

《開催日程/9月スタート》
〇9月10月11月水曜夜クラス
・9月4日〜11月27日(20時-23時)*10/23休み

《開催日程/10月スタート》
〇10月11月12月木曜昼クラス
・10月3日〜12月26日(13時-16時)*10/31休み

*詳細は「グリーフケア入門講座」にてお伝えしています。
 本ページ下部より、お申込みください。

(*既受講生は事務局からのご案内メール、または「お問合せ」からご連絡ください)

講座内容

DAY.1

  • 遺族支援の場づくりの基本

    守秘義務・心理職としての倫理観(臨床心理士倫理綱領を基準に指導)

  • グリーフとは何か

    8つのグリーフとイメージで理解する

  • 観の眼と見の眼を養う

    表面に捉われない見方を養う

  • 哀しみの触れ方

    敬話敬聴の姿勢(6つのポイント)

  • 自分の状態に気づく

    自らの哀しみを語る

DAY.2

  • グリーフの奥にある背景

    事例と問題提起/悲嘆に影響する7つの媒介要因

  • ノーマライズ技法と留意点

    死別された方への実際の声がけと留意点を知る

  • 共感的伝え返しの基礎

    関わり方の理解と体験を深める

  • グリーフを深刻にする4つの課題

    環境や立場によるグリーフの現れ方

  • 弔いのプロセスでどう関わるか

    看護、介護、葬儀の現場におけるグリーフケア

DAY.3

  • 感情の扱い方

    感情に影響を与える3つの要因

  • セルフケア

    自尊感情(自己肯定感):内なる自分を抱きしめるワーク

  • アドラー心理学基礎1

    共同体感覚の理解

  • アドラー心理学基礎2

    勇気づけとグリーフケア

  • 看取りとリフレーミング

    終末期から死別後までの事例から関わりを考える

DAY.4

  • 喪失の痛みを感覚で捉える

    知識だけに捉われない直感的な理解を身に着ける

  • グリーフの4つの影響

    感情・身体・社会・精神への影響を学ぶ

  • 精神的問いへの関わり方

    死生観、人生観を尊重する関わりと留意点

  • うつ病とグリーフの違い(DSM5)

    DSMの基本的な理解:エビデンスとリファー

  • 喪失悲嘆の7つの局面

    混乱・否認・怒り/罪悪感・抑うつ・諦め・転換・再生

DAY.5

  • グリーフ理論

    二重過程モデル(M.S.シュトレーべ & H.シュト)と応用

  • グリーフケアの総合支援

    人生の5つの課題と4つの支援

  • 心理職の倫理と連携

    心理職の秘密保持と他職種連携

  • 哀しみの触れ方

    ロスラインと敬話敬聴の実践

DAY.6

  • 寄り添いの本質

    哀しみに非言語で寄り添う体験

  • マインドフルネス

    今ここを大切にする感覚を養う

  • 安全への配慮

    インフォームドコンセントとサポート体制

  • 心理療法の効果

    各心理療法の違いと大事にすべきこと

DAY.7

  • 周産期の死別

    子どもを亡くした方の反応と対応1

  • 学童期の死別

    子どもを亡くした方の反応と対応2

  • 成人期の死別

    子どもを亡くした方の反応と対応3

  • 支援者の在り方

    死別の際に求められる支援者像

DAY.8

  • 家族療法の要諦

    子どもを失った家族への具体的な関わり

  • 男女のグリーフの違い

    男性/女性のグリーフの傾向と対応

  • 死別後のパートナーシップ

    悲嘆を抱えた男女のコミュニケーション

  • 自分の状態に気づく

    バランスチャートで自己を客観視する

DAY.9

  • 欧米の悲嘆支援の実際

    全米遺児遺族のサポート(ダギーセンター)に学ぶ

  • 児童発達心理学

    アタッチメントとピアジェの認知発達理論

  • 発達段階に応じた支援

    乳児・幼児のグリーフサポート

  • 発達段階に応じた支援

    小学生のグリーフサポート

DAY.10

  • 発達段階に応じた支援

    子どもたちの自己効力感を育む関わり

  • 発達段階に応じた支援

    気持ちを表現できない子どもへの関わり

  • 発達段階に応じた支援

    リフレクション・ジョイニングスキル

  • 発達段階に応じた支援

    中学生・高校生のグリーフサポート

DAY.11

  • きょうだいとの死別

    きょうだいの死の反応と適切な関わり

  • 記念日(命日)反応

    大切な人を亡くした時期の反応と対応

  • ターミネーション

    クライアントとのお別れの仕方を考える

  • 悲嘆への効果的な関わり

    ダイアログメソッドを用いた対話法の実践

DAY.12

  • 対話を促す質問

    対話で行き詰まった時の対処

  • ゲシュタルト療法

    エンプティチェアの解説

  • 故人との対話

    再会セラピーの体験

  • *資格認定課題

    敬話敬聴の実践と講義レポート

ベーシック4日間 /アドバンス8日間

受講料

ベーシック 55,000円/アドバンス132,000円(税込) ※無料入門講座にてセット特別受講料ご案内

※オンライン(ZOOM)受講です。お顔を出してのご受講をお願いいたします。
※安全なご受講を考慮し、心療内科などへ通院、又は精神面における服薬をされている時期は、原則ご参加を見合わせていただいています。
※基準を満たした課題の提出をもって資格認定となります。(「グリーフ専門士」の名称を使用して活動される場合は会員登録が必要です)
*講座終了時間は、進行状況により若干長引く場合があります。
*お申込みは、入門講座ご参加後のメールよりお申込みください。

講座担当

村野 直子 講師(アドバンス)

産業カウンセラー:グリーフケアの知識をわかりやすく喪失悲嘆を抱えた方も安心して参加できる癒しの講座を目指します。

山内 陽卯 講師(アドバンス)

保育士:母の闘病、介護から看取りへ。「哀しみ」その先を支えるグリーフケアが必要とする方や社会に伝わりますように。

先崎 直子 講師(無料入門・ベーシック)

獣医師:母、愛犬との死別体験から、身をもって感じたグリーフケアの大切さ。心に寄り添うグリーフケアを志す。

白土 千夏 講師(無料入門・ベーシック)

双子の妹と母の死別後、協会に出会い今の自分が在ります。グリーフケアの温もりをお伝えできるよう努めてまいります。

井手 敏郎 講座監修

公認心理師:幼少期の喪失体験から悲嘆支援に関心をもち、協会を発足。心理臨床の視点からグリーフケアに取り組む。

開催スケジュール

サイト利用登録、またはログインしてお申込みいただけます。
受付は5日前までとなります。申込ボタンが緑の場合は、満席もしくは受付終了です。

講座/クラス名 日程 時間 担当 申込
入門7/27(土)20時
7月27日(土)
20時~22時 白土 千夏 満席/受付終了
入門8/1(木)13時
8月01日(木)
13時~15時 白土 千夏 受講申込
入門8/3(土)20時
8月03日(土)
20時~22時 白土 千夏 受講申込
入門8/7(水)20時
8月07日(水)
20時~22時 先崎 直子 受講申込
入門8/14(水)20時
8月14日(水)
20時~22時 白土 千夏 受講申込
入門8/21(水)20時
8月21日(水)
20時~22時 先崎 直子 受講申込
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